2014年2月27日

新日鉄住金エンジ、「球面すべり支承」開発

 新日鉄住金エンジニアリング(高橋誠社長)は26日、建築・鋼構造事業部(浅井武・取締役常務事業部長)が、振り子の原理と鉄の技術を利用し、長周期地震動対策としても有効に働く球面すべり支承「NS―SSB」を開発し、建築基準法に基づく国土交通大臣認定を2月12日付で取得したと発表した。現在は積層ゴムを用いた支承材(免震装置)が主流となっているが、新製品は積層ゴムを使わず、鉄とステンレスを採用。販売目標として早期に20億円を達成し、将来的には年間150―200億円と推定される支承材市場のうち、積層ゴム支承から置換を進め、5割のシェアを目指す。







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