2015年8月27日

建機需要、過去3番目の水準へ

 2016年度の建設機械需要は2年ぶりに増加し、過去3番目の水準に達する見通しだ。日本建設機械工業会(会長=藤岡純・コベルコ建機社長)が27日発表した16年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは、15年度見込み比1・6%増の2兆4257億円と策定された。前年度比では15年度は3年ぶりに減少したが、16年度は増加。6年連続で2兆円台に乗せる。15年度は2兆3881億円と2・2%減と減少を予測。16年度については国内需要は震災復興と官民の建設投資が予想されるものの、小型機種での排ガス規制による駆け込み需要の反動減があり、減少とした。一方、輸出は北米が堅調で、中国を除くアジアの回復を見込んで増加を予想。輸出が全体をけん引し、プラスと予測した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more