ＪＦＥスチール、徒歩帰宅訓練 本社で実施

　ＪＦＥスチールは10月29日、災害時に備え本社勤務者を対象とした徒歩帰宅訓練を実施し、柿木厚司社長をはじめ約40人が参加した。今回が2回目の実施となる。今後もさらなる防災体制の強化に取り組んでいく考え。

　大規模災害時に交通機関が遮断された場合、ＪＦＥは本社勤務者に対し、東京都の条例などに従い原則としてビル内に留まることを強く推奨している。ただ、各個人の事情により徒歩で帰宅することを余儀なくされる可能性もあるため、今回、徒歩での帰宅をよりイメージアップすることを目的に徒歩帰宅訓練を実施した。

　当日は2013年に配布した震災発生時の初期行動、徒歩帰宅する場合の注意点や推奨ルートなどをまとめた「震災時帰宅支援マップ」を持参し、各自自宅周辺を目指し15時に本社を出発した。徒歩時間は1時間半を目安とし適宜解散とした。