2016年7月21日

銅電線1―6月出荷33万トン 4.6%減 内外需とも低迷

 日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約120社の2016年上期(1―6月期)銅電線出荷量を発表し、速報値で前年同期比4・6%減の33万4762トン(銅量)となった。自動車が善戦している半面、主力の建設・電線販売業向けが低調に推移。当初想定した荷動きに至らず、全体の足を引っ張る形となった。輸出は1万トンの大台を割り込み、内外需とも振るわなかった。各社では、下期以降の需要持ち直しに期待感が強いものの、目先に対する不透明感も台頭している。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more