神戸製鋼アルミ・銅、通期経常益100億円に減

　神戸製鋼所は31日、アルミ・銅事業部門の2017年3月期連結経常利益が前回（7月公表）予想より20億円少ない100億円になりそうだと発表した。前期実績を51億円下回る。同日発表した4―9月期の決算は、地金価格下落が利益を圧迫する一方で、保全費などが下期にずれ込む影響で、前年同期比では減益ながら従来予想を上回った。だが下期に販売数量の落ち込みなどが予想されるため、通期予想を引き下げた。売上高予想も従来の3300億円から3200億円へと下方修正した。