2017年4月21日

神戸製鋼など、圧縮空気エネ貯蔵システム実証試験を開始

実証施設の外観
 神戸製鋼所は20日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、早大、エネルギー総合工学研究所と、天候により出力が変動する風力発電を電力系統上で安定的に利用するため、発電量の予測情報に基づく制御技術を用いた圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES=Compressed・Air・Energy・Storage)システムの実証試験を開始したと発表した。実証試験は静岡県賀茂郡河津町で完成した施設で行い、今後、同システムの制御技術を確立、再生可能エネルギー導入拡大につなげていく。天候によって出力変動を招く風力発電や太陽光発電は電力供給が不安定な面があり、NEDOなどは出力の予測技術や制御技術によるCAESシステムを開発、安定した風力発電技術の開発を目指す。







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