2017年6月29日

神戸製鋼、半導体向け銅条加工賃上げ、設備増強を視野

 神戸製鋼所の銅板事業は、半導体リードフレーム向けの銅条のうち採算性が低下しているものについて加工賃(ロールマージン)を引き上げる。製造拠点の長府製造所(山口県)はフル生産が続いており、繰り延べの受注残も抱える。さらなる需要増を見据えて今後の設備増強も視野に入れるが、生産能力をどこまで引き上げるかの方針を立てる上で、まずは陥没価格の適正な水準への値戻しが必要だと判断した。供給先への要請はすでに始めており、今期(2018年3月期)の上期中の一巡を目指す。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more