2018年5月30日

ダイコースチール、ファイバーレーザー新設 小径穴開け高速・高精度化

 阪和興業系の鋼板総合加工会社のダイコースチール(本社=大阪市住之江区、唐川吾郎社長)は先月下旬、本社工場にファイバータイプのレーザー加工機1基を初導入し、5月から本格稼働させた。導入設備は日酸TANAKA製の「FMR2 35L―TF6000」で、投下金額は1億円強。今回の設備導入により、同社のレーザー加工機は既存のCO2タイプと合わせて6基体制となった。レーザー加工機が現状フル稼働となっており、これを解消させ、今後のレーザー加工増への対応強化と、さらに小径の穴開け加工の高速化・高精度化を図るのが狙い。レーザー加工量については今後、現状比10―20%増の月間1000トン以上に引き上げていきたい考え。







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