６月建値、銅51万円、鉛19・8万円、亜鉛18・5万円

　日鉱金属は１日、６月積み産銅建値をトン当たり51万円に設定、即日実施した。５月最終価格に比べて３万円（６％）の値上げ。新価格は５月初旬以来の戻り高値。

　三菱マテリアルは１日、６月積み鉛建値をトン９０００円引き上げ19万８０００円に改定したと発表した。先週末の海外相場が急騰したのを反映し、４月下旬の年初来高値20万５０００円に次ぐ水準に上昇した。

　三井金属は１日、６月積み亜鉛建値を５月積み最終値から据え置きのトン18万５０００円にしたと発表した。指標になった現地29日のＬＭＥ亜鉛現物セツルメントは前日比トン84ドル高の１５０９ドルへ急伸したが、前回建値改定時の１４６７・５ドル（現地22日）からは41・５ドルの上昇にとどまったため。