2009年6月3日

LME相場、銅現物 5000ドル回復/鉛、ニッケルも高値更新

 ロンドン金属取引所(LME)の銅現物相場が7カ月半ぶりにトン5000ドルの大台を回復した。不確定要因だった米ゼネラル・モーターズ(GM)が連邦破産法11条の適用を申請。悪材料出尽くしから米株式市場が急騰し、その勢いが商品市場全体に波及した。

 LMEでは銅、鉛、ニッケル、錫などが年初来高値を更新した。しかし実需を伴わない上昇に警戒感が強く、相場上昇の持続性に懐疑的な見方も出ている。

スポンサーリンク