2012年6月26日

中国産マグネ価格交渉、200ドル上昇

 中国のマグネシウム精錬メーカーと日本の商社、需要家による7―9月のマグネ地金価格交渉は、トン3180―3210ドル(CFR、MJP)で決着した。4―6月から約200ドル上昇した。日本の需要家は在庫・契約残が十分あることや、景気の先行き不透明感を受けて購買数量は全体的に低調だった。一方、陝西省以外の地域で稼働するマグネ精錬メーカーは長期化する相場低迷の影響で、依然収益が厳しいとされる。