2014年4月16日

レドックスフロー電池の国際標準化 経産省、日本主導で審議

住友電気工業および経済産業省は15日、日本提案によるレドックスフロー電池の国際標準化審議がスタートし、同社がプロジェクトリーダーを務めると発表した。経産省は今後、再生可能エネルギーの導入拡大に貢献する電力系統用蓄電池の普及を目指していく。 日本工業標準調査会(JISC、事務局=経産省)は昨年10月30日、国際電気標準会議(IEC)に対し、レドックスフロー電池の安全性に関する新たな国際標準提案を実施。その後3カ月間の投票を経て、本年2月に正式な新規提案として審議することが承認された。さらに審議のために、IEC/TC21(蓄電池に関する専門委員会)およびIEC/TC105(燃料電池に関する専門委員会)の合同作業グループが設置され、住友電工が安全性に関する日本提案について、審議を進めるプロジェクトリーダーに決まった。







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