2015年7月6日

産総研とプラ工業連盟、樹脂―金属接合特性評価が国際規格化

 産業技術総合研究所は6日、日本プラスチック工業連盟とともに、異種材料複合体の特性評価試験方法を国際標準化機構(ISO)に提案し、樹脂―金属接合特性評価試験方法に関する国際規格「ISO19095」が発行されると発表した。この取り組みは、経済産業省のエネルギー使用合理化国際標準化推進事業などの支援を得て日本が提案し、約3年という短期間で国際規格化にこぎ着けた。今後は、樹脂とアルミニウムなど金属との複合体接合強度や、耐久性を定量的かつ客観的に評価することを実現。将来的には、自動車など輸送機器の軽量化やマルチマテリアル化の普及に寄与する見込みで、当該技術のさまざまな分野での活用が期待される。







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