2015年9月29日

8月銅条輸入、1年半ぶり低水準

 銅条の輸入量が減少している。財務省が29日発表した8月の貿易統計によると、銅条輸入量は前年同月比61%減の257トンだった。300トン割れは、国内大手の一角である古河電気工業の板条工場が雪害を受け、国内に供給不安が広がった昨年2月以来1年半ぶり。自動車関連需要の悪化も、需要家の輸入材への依存度を低下させているとみられる。黄銅条も同様に減少傾向が続いている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more