2015年10月21日

銅電線出荷 3カ月連続減、6万トン

 日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の9月銅電線出荷量をまとめ、速報値で前年同月比5・6%減の6万400トン(銅量)と、3カ月連続で減少したと発表した。総量の40%以上を占める建設・電販部門がマイナスに転じたほか、電気機械や自動車などの落ち込みも影響した。こうした中、電力部門は引き続き増勢基調を保っている。一方、光製品の7月出荷実績は、同22・2%増の373万7411キロメートルコア(光ファイバー長さ)で、7カ月続けて前年実績を上回った。