2016年10月6日

銅電線、20年出荷71万トン

 日本電線工業会は5日、会員企業の電線メーカー約120社による2020年度の国内銅電線出荷予測を70万9000トン(銅量)、15―20年平均伸び率で0・3%増と発表した。2020年の東京オリンピック関連や、国土強靭化施策によるインフラ投資などが進み、建設需要を主体に緩やかな成長を遂げる。これに対し16年度の出荷予測は、けん引役の建設・電販が低調で、前年実績を割り込む68万8000トンにとどまるとした。

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