2010年8月5日

東京地区の普通鉄線、需要低迷 横ばい

 普通鉄線は横ばい推移。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。8月に入っても需要の低調に変化はないとの声が聞かれ、値上げムードは弱い。製品メーカーは線材二次値上げの転嫁に踏み切れていない状況で、一部流通からは市況の弱含みを警戒する声が上がっている。