2011年3月31日

韓国、日本産の鉄スクラップ調達を再開

 韓国鉄鋼メーカーが、日本からの鉄スクラップ調達を再開している。国内商社によると今週に入り、現代製鉄、大韓製鋼が相次いで成約。成約価格はともに、指標品のH2でトン3万5000円前後となった。

 東日本では操業難などで、電炉各社の鉄スクラップ需要が減少しており、需給は緩和傾向にあるが、「米国の東アジア向け新規鉄スクラップ輸出価格は円換算でCFRトン3万9000―4万円前後と、日本が割安となっている。

 今後も輸出商談が進めば、下げピッチは鈍化するのでは」(流通筋)とみる向きもある。







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