2013年12月5日

JFE、溶銑予備処理 適用率90%に

 JFEスチールは溶銑予備処理の適用を拡大し、2014年度中には適用率を現行の60―65%から90%に引き上げる方針。15年1月末までに西日本製鉄所福山地区第3製鋼工場に溶銑予備処理専用の転炉を1基増設し、京浜地区製鋼工場で実証した新転炉型溶銑予備処理プロセスを導入。また、福山第2製鋼工場と倉敷地区第1製鋼工場に同プロセスを水平展開することで、溶銑予備処理適用率を全4地区製鉄所の製鋼工場トータルで90%にまで高め、副原料である石灰使用量削減によるコストダウン、歩留まり向上を図り、上工程の競争力強化につなげていく。







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