東京鉄鋼 異形棒鋼「トーテツコン」、伊藤製鉄所に生産委託

　東京鉄鋼（吉原毎文社長）と伊藤製鉄所（伊藤壽健社長）は6日、東京鉄鋼が伊藤製鉄所に対し、異形棒鋼（商品名「トーテツコン」）の生産を委託することで合意したと発表した。鋼種はＳＤ345をメーンにＳＤ390、ＳＤ490とし、サイズはＤ19、Ｄ22、Ｄ25。伊藤製鉄所は2014年10月以降、筑波工場（茨城県つくば市）でＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）を実施する計画。数量は月間3000―5000トンを予定している。東京鉄鋼は高張力ねじ節棒鋼「ネジテツコン」でＯＥＭ契約を2社（拓南製鉄、新関西製鉄）と結んでいるが、異形棒鋼のＯＥＭ契約は初めて。両社は6日、都内の鉄鋼会館で会見した。