2016年6月29日

普通鋼輸出、5月 3カ月ぶり増247万トン ホット過去最高水準

 日本鉄鋼連盟が29日発表した5月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比3・9%増の246万7000トンとなり、3カ月ぶりに増加した。高炉を中心としたミル定修はあったものの、春先の海外市況の上昇の中、引き合いが急増、熱延広幅帯鋼(ホットコイル)を中心に増産姿勢をとり、輸出増につなげた。4月以降、中国の増産姿勢が強まり、海外市況は軟調になっているが、国内需要が不安定なだけに、高水準な輸出量が続く公算が高い。







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