2017年6月19日

東京製鉄 7契鋼材販価、全種据置き

 東京製鉄は19日、2017年7月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは5カ月連続。今村清志・常務取締役営業本部長は「建築物件の引き合いが増加しており、条鋼類では潮目が変わりつつあるものの、足元のマーケット相場は足踏み状態から脱し切れておらず、全品種で据え置きを決めた」とコメントした。底入れ機運が高まっているものの、現行の市場に対するメーカーと流通の認識に差があり、店売り向け販価値上げは難しいと判断した。







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