2018年7月25日

東京製鉄のトウテツコラムTSC295、田原市発注物件に採用

 東京製鉄の冷間ロール成形角形鋼管(ロールコラム)である「トウテツコラムTSC295」が、愛知県田原市が発注する建築物件の構造特記仕様書に記載され、このほど採用が決まった。これまで構造特記仕様書には高炉メーカーや建材メーカーなどが手掛けるBCRのみが記載されて発注候補に挙がっていたが、田原市は地元企業製品の採用を促進するとともに、鉄スクラップをリサイクルすることで製造時のCO2排出量を低減して地球環境保全に寄与する電炉製品に注目したもの。東京製鉄では「官民を問わず、施主への一貫営業を進めてきた結果」(東京製鉄幹部)としており、国内4工場(田原、岡山、九州、宇都宮)を設置する自治体との連携を密にし、条鋼類、鋼板類ともに採用拡大を図っていく。

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