2018年9月5日

薄板3品在庫、7月末5%減421万トン

 7月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比4・6%、20万2000トン減の420万5000トンとなった。6月の確報値が440万7000トンと速報値429万9000トンに対して大幅な上方修正となったこともあり、例年の7万トンを上回る大幅減少となった。ただ、昨年8月以来、適正と目される400万トンを超える水準が続いており、関係者の間では「絶対値として高水準にあり、注意が必要」と指摘されている。7月から8月にかけては通常17万トン程度増加するだけに、今後の在庫動向が注目される。







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