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2024.12.4
2019年6月21日
伊藤忠丸紅鉄鋼100%子会社の厚板販売業大手、オーツカ鉄鋼販売(本社=東京都、嶋津邦夫社長)は2019年度に鉄鋼市場の停滞などダウンサイズ対策を念頭に収益力強化を図る。厚板の在庫力をアップ、浦安で第2倉庫を開設、SN材の長尺品などアイテムを充実、販路を広げる。昨年末には大阪、九州にデポ(小型物流拠点)を設置、敷板など全国を網羅する陣容を整えており、敷板扱い量を18年度比4万トン増の12万トンに増やす。新規部門として工事免許の再取得を進め、土木分野での展開を拡大。併せて関連する建材製品などへつなぎ、建設分野で新たな領域を開拓。福島県では自社保有倉庫の設置を検討する。各施で量的拡大し、収益減を補完できる体制づくりに取り組む。
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