2020年11月16日

10月浦安景況調査、収益改善37%に低下 条鋼中心に採算悪化

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた10月の景況実感調査(対象=144社、回答率95・8%)によると、前月から収益状況(粗利)が改善した企業は前月比3・5ポイント低下の36・5%に減少した。荷動きの回復は続いているが、メーカー値上げで条鋼類を中心に流通の採算が悪化した。前年同月比では10%以上悪化した企業が8・8ポイント低下の37・8%と、依然として4割近くを占めている。

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