大同特殊鋼、子会社の新工場稼働 ベトナムに熱処理ライン

　大同特殊鋼は18日、連結子会社であるダイドー・ＤＭＳ・ベトナム（フンイェン省ヴァンラム郡、鈴木忠敬社長、ＤＭＳＶ）が現地に新工場を建設し、10日に開所式を開催したと発表した。同一のエリア内で旧工場から移転、約3倍の面積に拡張したもので、従来の機械加工ラインに加え熱処理、表面処理ラインも導入。製造プロセスを拡張し生産能力の向上を図ったほか、在庫保管能力も強化し、成長著しいベトナム市場で日本国内同様の品質・サービスを提供し、需要を捕捉していく。土地取得・新規設備導入を含めた総投資額は、約5億円。