新日鉄住金はタイの溶融亜鉛めっきライン(CGL)など、海外の新ラインを相次いで立ち上げた。中国で新たなCGL立ち上げも決めており、自動車をはじめ高級鋼のグローバル供給網を拡充している。一方で豪ブルースコープ・スチールとの合弁事業など、新興国で伸び行く建材分野でも海外事業を拡大。将来のアジアの鉄源拠点も視野に、統合の主目的だった海外展開を強化している。
CGLではメキシコのテニガルを8月に、タイのニッポン・スチール・アンド・スミキン・ガルバナイジング(タイ)(NSGT)を10月に稼働した。米国、ブラジル、中国に加えて、5カ国、8ラインに拡充、合わせた年産能力は約350万トンに拡大した。
来年初にはインドでタタ製鉄とともに、年産60万トンの連続焼鈍処理設