2022年10月17日

特金スクラップ/値決め方式再び混乱/円安背景に輸出模索も

 特金スクラップの値決め方式をめぐって再び混乱が生じている。ニッケルの価格指標が約半年ぶりに上向き、塩漬け玉を含めて売り意欲は高まっている一方、国内ステンレスメーカーは仕入れ相手によって購入条件を引き下げ。売り手は安値成約に応じざるを得ない状況だが、円安を背景に輸出向けに売却する構えを見せており、市中相場にバラつきが出ているもようだ。

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