大学卒業後は半導体メーカー、保険で営業を経験してきた。さらに営業として成長したい、製造業に関わりたいという思いからサミットスチールに応募。業界に関しては昔ながらの雰囲気があると感じており、周囲からは「コイルセンターってどういう業界?」と聞かれることがあった。
入社後は全国を対象に、アルミの営業を行っている。車載搭載電池向けが多く、商社などを顧客に持つ。
車載搭載電池の採用など、関わっている車種のニュースなどを目にすると、うれしくなるという。納期の緊急対応を行った際に、担当する顧客から加工量を増やしてもらった経験も。仕事を続ける中で一つ一つの出来事がやりがいにつながっている。
働きながら独特だと感じるのは商習慣。取引形態が複数あることや価格改定があることなどを不思議に感じているという。また、いざ入社してみると、古い雰囲気の業界ではなかったというギャップが。「昭和っぽくなくて、皆優しい。高圧的な人もいない。お客さまが想像よりも大規模でびっくりした」と振り返る。
業界に、新しいイメージが定着するよう期待している。自分もそうだったように、若者を中心に古い業界だと思われがちだ。世の流れに乗ってデジタル化やIT化を取り入れてほしいと願っている。また将来は、コイルセンターという枠組みにとらわれず、サプライチェーンを広げて価値を生み出したいと考えている。
業界に、“気持ち良い”人材に入ってきてほしいという。「ノウハウよりも、良い人柄が大事だと思う。誰からも好かれる人に入ってきてほしい。金属はサプライチェーンの川上にあり、多くのものに使われていて幅が広い。働きながら社会や世の中のことも知っていけるのが魅力的だと思う」
(芦田 彩)
▽太田慎也(おおた・しんや)氏=17年関学大商卒、21年9月サミットスチール入社。94年7月20日生まれ、兵庫県出身。
鉄鋼業界で前進を続ける期待の人材を紹介します。

















