2015年2月10日

JOGMEC、ラオスで結果報告会 水系調査 環境汚染を把握

 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)はこのほど、ラオスの首都ビエンチャンにあるエネルギー鉱山省鉱山局で、水系調査の結果報告会を開催したと発表した。同国鉱山地域で昨年11月に実施し、環境汚染状況などの解析結果がまとまったため。関係職員16人の参加のもと、環境改善に関する多くの質問・意見が寄せられた。

 JOGMECは2011年度から毎年、同国で鉱害防止に関するワークショップを開催。将来の金属鉱物資源供給国として期待される同国で、持続可能な開発を支援する。

 水系調査は昨年11月6―8日、カムアン県の錫鉱山地域における、環境汚染実態を把握する目的で実施。併せて、水系調査に関する現地研修、河川環境の保全に関する基礎講座を、鉱山局職員などを対象に行った。

 鉱害防止に関する日本の知見や経験を共有し、資源保有国との関係強化を図り、日本企業による鉱業権益の確保を側面支援する。







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