2021年7月19日

経営戦略を聞く/日鉄SGワイヤ/米澤公敏社長/グループ全体で習志野強化/共有領域広げ連携を密に

日鉄SGワイヤの米澤公敏社長は新型コロナウイルス禍の昨年6月に社長に就任し、1年が経過した。依然先行き不透明な事業環境下、米澤社長にこれまでの総括と今後の戦略について聞いた。

 ――まずはこの1年を振り返って。

 「社長に就任したときはコロナ禍で生産が落ち込み、収益が非常に厳しいどん底の状況だった。その後、10月から習志野工場の生産が本格的に回復。また、北米や中国拠点の生産が急回復したのを受け、習志野工場からそれらの拠点への生産の応援を行うなど世界の生産最適化を進めた」








本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more