2022年7月8日

日鉄エンジなど プレキャスト床版架設 公共工事に初採用

日鉄エンジニアリングと橋梁や建築事業を手掛ける極東興和(本社=広島市、山根隆志社長)は7日、共同開発したプレキャスト床版継手「ELSS Joint」(エルスジョイント)が公共工事に初めて採用されたと発表した。プレキャスト床版間に低剛性の専用材料を充填するだけで床版相互を半剛接合する新しい継手構造で、従来の鉄筋を用いたループ継手とは異なる。継目幅が狭いため、プレキャスト床版の幅を広げて施工枚数を減らすことができ、継目部に鉄筋を使用することなく簡単な方法で接合できるため、床版の現地施工の大幅な効率化にも寄与する。







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