2023年2月2日

JSCA ステンレス販売4%減 22年過去最多輸入材入着量 4年ぶり在庫増

 全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)がまとめた統計によると、2022年暦年のステンレスコイル・鋼板の販売量(マンガン除く)は前年比4・0%減の63万1699トン、在庫量は12・1%増の147万9594トンだった。販売量は半導体や部品不足により自動車向けの販売が落ち込んだ影響に加え、市況上伸後の店売り市場の低調が目立ち、19年の70万トン台の水準に3年連続で届かなかった。在庫量は4年ぶりに増加。輸入材が過去最多の入着量に達し、下期にかけて販売量が伸び悩んだことで需給バランスが緩和に向かった。







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