


日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 レッドウッド社は使用済み車載用リチウムイオン電池(LiB)からニッケル、コバルト、リチウム、銅などの希少金属を回収し、これを原料にして正極材と銅箔を生産する。年間100ギガワット時分の電池材料生産を目標に掲げ、ネバダ州の生産拠点で能力拡大を図るほか、本年後半にはサウスカロライナ州で2カ所目の生産拠点建設に着工する予定だ。
両社は昨年6月、ハイブリッド車および電気自動車(EV)の電池リサイクルに関する協業を発表。今回新たに、レッドウッド社のリサイクル網から正極材と銅箔を調達することに合意した。トヨタがノースカロライナ州で2025年稼働開始予定のバッテリー工場での使用を見据える。
レッドウッド社は正極材にニッケル・リチウムで20%、コバルトで50%以上のリサイクル原料を使用することを目標に掲げる。銅箔は原料に銅スクラップを使用する。
北米のバッテリーメーカーは現在、多くの電池材料を海外から調達している。トヨタはレッドウッドから材料調達することで物流の最適化、電池精製の拡大、希少金属の再利用という循環型サプライチェーンが構築できるとみている。
レッドウッド社は昨年、米テスラ向けのLiBを生産するパナソニックともリサイクル正極材・銅箔の調達契約を結んでいる。





















