2023年12月27日

鉄産懇 海外情勢が下振れリスク 国内外の需給注視

鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は26日開催の会議後に需要の状況について「自動車生産は改善傾向を維持しているがその他の製造業に減速が見られ、建築関連は依然弱く、ハ行性のある構図は変わらない」と語り、「海外の景気減速、人件費や資源など諸コストの上昇、地政学リスクの顕在化、中国の経済情勢と鉄鋼需給への影響が下振れリスクとなり、こうした中で高位を保つ鋼材輸入に注意していかなければいけない」と新年も国内外の需給と輸入材の動向を注視する必要を訴えた。







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