2012年9月6日

中国鋼材市況、過去3年の最安値更新

 中国の鋼材市況が過去3年の最安値を更新し続けている。熱延コイル(3ミリ厚)は8月第5週に北京がトン3550元(約4万4380円)と前週比100元安、上海が3600元と50元安で、それぞれ8週と9週連続で下落した。冷延鋼板は横ばいだが、異形棒鋼と中厚板は続落。需要が低調で供給過剰が続く中、鉄鉱石や原料炭、鉄スクラップと港湾に高く積まれる原料の価格が下がり、鋼材市況の先安観を強めている。







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