2011年8月3日

Ni系ステンレス冷延薄板市況 関東に下げ止まり感

 関東地区のニッケル系ステンレス冷延薄板市況に、下げ止まりの兆候が広がってきた。台湾メーカーに続き、アジア大手の韓国POSCOが8月出荷価格を引き上げたことや、原料ニッケルの価格上昇が背景にある。

 市中の在庫調整も徐々に進展しつつあり、旧盆明けには相場局面が変わる可能性がある。足元の市況は7月末までにトン5000円下落し、33万5000円どころだが、8月に入り相場上げ材料がそろってきたことで秋口の反転に期待する声もある。







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