2011年3月14日

鉄スクラップ、国内市況が一段安

 国内鉄スクラップ市況が続落した。直近の炉前価格(H2)は前週比1000円安のトン3万8000―3万9000円。東アジア向け輸出価格が下落したことが要因。2月末に他地区より先に下落した関西に引き続き、関東でも約4カ半月ぶりに一段安となった。

 内需が底堅く推移していることに加え、海外市況に底入れ気配が台頭しているため、「この先、国内市況が下落基調をたどるかは判断に欠ける」(流通筋)という。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more