2011年5月13日

山陽特殊製鋼 見通し、上期生産2―3割減

 山陽特殊製鋼は12日、都内で2011年3月期の決算説明会を開催し、今期は中国、米国を中心とした海外向けに風力、火力発電向けなどに使われる大型ベアリング(軸受け)需要が拡大するとの見通しを明らかにした。

 会見した小林正治・取締役素形材事業部長は「3―4月の販売数量は月間9万トン程度を維持しており、震災の影響による自動車減産の影響は現状、さほど見られない」と述べた。ただ、上期を通じての生産量は「前期比20―30%減少しそうだ」とした上で「下期には前期並みの水準に戻る」との見通しを語った。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more