2010年5月13日

中板市況 7万円台 関東地区1年2カ月ぶり

 関東地区の薄板市況は今週、熱延鋼板(中板)がトン当たり2000円方上伸した。足元の市中価格(ベースサイズ、トン当たり)は7万―7万1000円。中板市況が7万円台を回復するのは1年2カ月ぶり。

 仮需がやや沈静化し、荷動きはいまひとつだが、メーカーの引き受けカットや納期遅れが続いている影響で、市中は深刻な品薄状態。一部の扱い筋は「7万5000円以下では応じない」との強気の構えを見せる。市況は品薄感に支えられ、当面ジリ高基調を維持する見通し。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more