2009年7月17日

三井造船、玉野に曲げ加工工場

 三井造船は、玉野事業所(岡山県玉野市)に造船用鋼板の曲げ加工工場を建設する。12月の稼働をめざし、着工した。

 事業所内の「艦船工場」内に約3600平方メートルの工場棟を整備する。新たにプレス能力2000トンのシップベンダーを導入するとともに現在、艦船工場で使用している1000トンプレス機や複雑な曲げ成形に対応する「ぎょう鉄作業定盤」を移設する。

 新たに導入するシップベンダーは鋼材の長さ20メートルまで加工可能で、鋼板の直角曲げ、曲面曲げの両方に対応できる機種を入れる。また、20トン天井クレーンなども設置する。機械の老朽化や工事量増大で作業を一部外注しているが、新工場で内製化を進めるとともに、曲げ作業を集約する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more