2009年1月29日

日立金属、ベトナムで熱処理事業

 日立金属は28日、ベトナムで工具鋼の熱処理サービスを開始すると発表した。中長期的に中国からの製造業移転やオートバイ、電子部品の現地生産により、金型材料として工具鋼需要が拡大すると予想。越の販売代理店プロビジョン・スペシャル・スティール社の熱処理炉新設に合わせ、ハノイを中心とした熱処理サービスを展開する。

 プ社・ハノイ支店に真空熱処理炉とサブゼロ炉を導入、処理能力は月間30トン。日立から営業、熱処理専門技術者を派遣、支援する。本年2月中旬からスタートし、3年以内に熱処理事業で月間20トンの販売をめざす。5年後には越での工具鋼販売全体を、年間10億円規模を目標に拡大する。







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