2013年12月10日

コイルセンター、”設備過剰”解消進む

 国内コイルセンターの課題である「設備過剰」の解消が、緩やかながら前進しつつある。産業新聞社が調べた全国コイルセンターの主要設備は5年前の2008年12月に比べ、レベラーライン(普通鋼・広幅用、板厚最大1・0ミリ以上)が16基減(7・0%減)の228基、スリッターライン(同)が15本減(5・1%減)の293基に減少した。08年のリーマン・ショックが契機となり、各社が競争力を取り戻すべく、工場や老朽化設備の統廃合を進めた。10年以降、出荷量はほぼ横ばいで推移しているものの、全体のライン数が減ったことで、稼働率は上昇傾向にある。







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