2014年10月9日

JFE鋼材、商慣行改善に着手 コスト明確化 適正対価を受領へ

 JFEグループのJFE鋼材(石原慶明社長)は厚板加工での二次加工の増加や煩雑化、小単重化による収益圧迫を勘案し、非合理な商慣行改善に乗り出した。加工業務の量的増加や複雑化を受け、コスト負担が上昇しているのに対し、十分な対価が得られていない慣行が拡大していることから、実態に即し、要したコストを明確化、適正な対価を受領できる契約を指向、歩留補償など収益確保につながる仕組みづくりを目指す。これにともなって来年度以降、契約に際するデータ管理などの作業工程の増加を加味、業務システムを刷新する。需要環境が回復している期間内に商慣行改善を含め、体制を強化、再生産可能な収益構造を構築していく。







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