2015年8月3日

鉄スクラップ市況 大阪、再び下落局面 メーカー入荷量が増加

 大阪地区の鉄スクラップ市況が、再び下落局面を迎えている。これまで電炉各社の価格対応にバラつきが生じていたが、先週28日から電炉3社が買値を引き下げるなど高値解消の動きが広がり、月末には電炉各社の買値引き下げが一斉に広がった。7月下旬に予定されていた鉄スクラップ共同輸出の船積みが8月に延期となったほか、「市中鉄スクラップ流通量が増えやすい月末環境を迎え、メーカー入荷量が全体的に増加したことなどが市況下落につながった」(流通筋)との見方が強い。







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