2015年8月5日

経産省、7-9月粗鋼計画 4四半期ぶり増2658万トン

 経済産業省が4日まとめた2015年度第2四半期(7―9月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼生産は前期比実績見込み比2・6%増の2658万トンと4四半期ぶりに増える。前年同期比では4・7%減と減産が続くが、1カ月前に公表した需要見通しの水準を40万トン上回る。設備修繕の反動や季節的な需要増などもあるが、経産省鉄鋼課では在庫水準が高い点を指摘。特にメーカー在庫が高止まりしているとし、需要などを見極めた上で、従来以上に慎重な生産対応を求めている。







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