2016年8月4日

7―9月粗鋼計画、2四期連続増2647万トン 国内向けの鋼材生産伸長 在庫調整も進展

 経済産業省が3日まとめた2016年度第2四半期(7―9月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼生産は前期実績見込比1・0%増の2647万トンと2四半期連続で増える。鋼材生産は国内向け中心に伸びる。経産省金属課では需要は回復基調にあり、在庫調整も進み、事態が好転していると指摘。ただ、需要は力強さを欠いており、海外の過剰能力問題などにも留意したうえで、引き続き慎重な生産、在庫管理が必要としている。







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