2016年1月20日

高炉4社15年安全成績 新日鉄住金・神鋼が改善

 高炉メーカー4社の2015暦年における安全成績(速報ベース、協力会社を含む)がこのほどまとまった。総合度数率(100万時間当たりの休業災害件数)は新日鉄住金と神戸製鋼所が改善し、JFEスチールが前年と同率で、日新製鋼が悪化した。災害撲滅による操業安定化を目指し、高炉メーカーは防災強化に向けて組織改正を実施するなど、安全活動に取り組んでいる。ただ、16年に入り、新日鉄住金とJFEスチールの製鉄所ですでに死亡災害が発生。各社ともに協力会社スタッフを含めて、ルール遵守を定着化させるなど安全衛生教育等を徹底することが課題になる。







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