2016年2月9日

普電工・野村会長、鉄筋用小棒 国内出荷770万トン台に減 15年度見通し再修正

 普通鋼電炉工業会の野村寛会長(JFE条鋼社長)は8日、定例の記者会見を開き、2015年度における鉄筋用小形棒鋼の国内向け出荷数量が770万トン台に落ち込むとの見通しを明らかにした。普電工は15年7月の発表時点で792万トンと予測し、鉄筋造の減少など国内市場低迷によって、同11月には「780万トン程度」に下方修正したものの、15暦年(15年1―12月)の出荷数量が前年比8・3%減の771万トンになったことを受けて、年度見通しを再度修正した。15年度は14年度(821万トン)を大きく下回り、10年度(753万トン)を若干上回るレベルに止まりそうだ。







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